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よくある質問Q&A

Q01.健康診断や学校検尿で血尿や蛋白尿が見つかった。


  • 回答
    [肝腎かなめ]というように人間の体で腎臓は大切な臓器です。腎臓が本来の機能である体内水分量や質的恒常性(一定のレベルに保つこと)を維持できなくなる状態を腎不全といいます。この状態は腎臓の病気、または腎臓以外の臓器障害により引き起こされます。
    腎不全の進行は尿毒症ともいわれましたが、現在は血液透析療法が広く発達しているので10年〜20年透析療法を続けながら仕事や会社勤務を続けている人も多数いらっしゃいます。
    腎臓の病気の始まりは自覚症状がなく健康診断や学校検診で尿検査をしたら蛋白尿や血尿が見つかったという場合がほとんどです。風邪などにかかった後、体の中で免役反応が起こった結果腎炎が発症します。風邪が治って1か月以上経って、元気になってから蛋白尿や血尿という異常が出現します。尿の異常は腎臓病の始まりであり腎不全に進行しないよう注意が必要です。蛋白尿や血尿が見つかったら、腎臓がどのような病気の状態にあるかは医療機関での検査と診断が必要になります。放置していて腎不全から血液透析と診断されることだけは避けなければなりません。

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